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手軽に始められるペーパーレス会議「Meet Meetingクラウド」

 株式会社シアンス・アールは3日、ペーパーレス会議「Meet Meeting」のクラウドサービス「同クラウド」を発売した。

 Meet Meetingは、企業内の会議や大規模セミナー、学校の授業などで活用されているマルチデバイス対応のペーパーレス会議システム。今回、クラウド版を提供することで、サーバーの管理・運用を行わずに手軽に導入可能にする。

サービス概要

 クラウド上で会議室を設定。登録した資料をタブレット端末などで参照できる。特長は、資料を端末にダウンロードせずに利用できる点。特別なセキュリティ設定を行うことなく、端末紛失時も資料の漏えいを防げるという。また、外出先から安全に資料を参照できるので、会議のみならず、営業先でのプレゼンなどの用途でも利用できる。

 対応端末はiPad、Androidタブレット、Windows PC。サービスメニューは「スタンダード」と、大規模環境にも対応できる「エンタープライズ」の2種類。「エンタープライズ」はオンプレミス版の「Meet Meeting」と同じ機能が利用可能。

 会議中の機能としては、発表者と参加者の画面同期(オン/オフ可能)、発表者の変更、手書きメモ、テキストメモなどを備える。

会議中の主な機能

 会議の登録数・開催数は無制限。登録可能な資料は「スタンダード」はPDFファイルのみ、「エンタープライズ」なら動画ファイルとOfficeファイルも登録可能。遠隔地会議機能も備え、「スタンダード」ならチャットが、「エンタープライズ」ならチャットと音声会議が利用できる。

 価格は「スタンダード」が月額1700円(税別)/ユーザー、「エンタープライズ」が2300円(同)/ユーザー。

川島 弘之