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ワークス、企業向けIM「LaKeel Messenger」を販売開始

 株式会社ワークスアプリケーショズ(以下、ワークス)は26日、株式会社レジェンド・アプリケーションズが開発する企業向けのメッセンジャーサービス「LaKeel Messenger by WORKS APPLICATIONS」(以下、LaKeel Messenger)を販売開始すると発表した。

 「LaKeel Messenger」は、企業向けに必要とされる機能を盛り込んだメッセンジャーサービス。一般的なインスタントメッセンジャー(IM)の手軽さや利便性はそのままに、セキュリティや管理機能を充実させており、すでに1万名を超える大規模ユーザーへの導入も進んでいるという。

 具体的には、企業では必須となる組織の階層管理に対応し、ワークスの業務アプリケーション「COMPANYシリーズ」とも連携可能なため、大手企業ならではの組織改編や人事異動にも迅速に対応できるとのこと。また、メール機能の利用可否、添付ファイルの送信可否、禁止ワード設定などを行えるほか、ログイン状況を管理画面で把握することもできる。

 さらに、送受信したメッセージを送受信者や日時、メッセージの内容などで瞬時に検索する機能を備えているので、コンプライアンス上問題のある会話が行われていないか、といった確認にも対応するとした。言語は、日・英・中の3カ国語に対応する。

 ラインアップは、月額課金方式のクラウドサービス版と、年間ライセンスを購入して自社サーバーやホスティング環境に導入するオンプレミス版の2つを用意する。なおクラウドサービス版でも、企業ごとにOSレベルでデータベースを分離した上で、通信内容の暗号化やアクセス元IPアドレスの限定といった機能を備えているため、万一の場合でも、会話ログなどが他社から見えてしまうような事態はないとのこと。

石井 一志