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ネットワン、NTTネオメイトのDaaS「AQStage 仮想デスクトップ」を販売

 ネットワンシステムズ株式会社(以下、ネットワン)は5日、株式会社エヌ・ティ・ティ ネオメイト(以下、NTTネオメイト)のクラウド型仮想デスクトップ(VDI)サービス「AQStage 仮想デスクトップ スタンダードプラン」を、12月1日より販売開始すると発表した。ネットワンではオンプレミス型のVDIソリューションを提供してきたが、同サービスの販売により、顧客に対して、クラウドサービスでのVDI利用という選択肢を新たに提供するとのこと。なお、同サービスをNTTネオメイト以外が販売するのは初という。

 「AQStage 仮想デスクトップ スタンダードプラン」は、VDI環境をクラウドサービスとして提供する、いわゆるDaaS(Desktop as a Service)型のサービス。すでに3万5000台以上の利用実績があるほか、月額制で小規模から簡単に導入でき、効果に応じて全社規模へと拡張するスモールスタートにも対応している。

 仮想化基盤にはVMware vSphereを、VDI基盤にはVMware Horizon Viewを採用しており、デスクトップOSはWindows 7環境を提供。推奨規模は500~2000ユーザーだが、さらに大規模な環境にも対応可能とした。

 参考価格は月額5000円(税別)からで、契約期間は3年。

 ネットワンでは、中規模~大規模企業、官公庁・自治体を主な対象として販売を進めるが、ビデオ会議/Web会議やプレゼンスの確認、チャット・資料共有などを実現するコラボレーションシステムも、あわせて提案していく考え。また、サービス導入を検討する企業には試用アカウントを用意し、手軽にサービスの使い勝手や自社環境への適応を確認可能にするとした。

石井 一志