ニュース

日立金属、PoE給電機能を備えた小型インテリジェントスイッチ

 日立金属株式会社は4日、Ethernetスイッチ「ApresiaLightシリーズ」の新製品として、PoE給電機能付きの小型スイッチ「ApresiaLightFM104GT-PoE」を開発したと発表した。ポート数を減らして価格を抑えながら、ループ障害を防止する機能や同シリーズの特徴である運用の簡便性を引き継いでいるという。価格は7万5000円(税別)。

ApresiaLightFM104GT-PoE

 「ApresiaLightFM104GT-PoE」は、Ethernetケーブルを経由して電源供給を行える、PoE給電機能に対応したインテリジェントスイッチ。100BASE-TX/10BASE-T×4ポートを備えており、ポートあたり最大15.4W(計61.6W)の電力を、PoE受電機能を備えた無線LANアクセスポイントや監視カメラなどに供給できる。また、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-TとSFPのコンボポートも2基備え、アップリンクなどに利用できるとのこと。

 管理機能としてはSNMP v1/v2c/v3に対応し、VLAN、QoS、ネットワーク認証、パケットフィルタ、ストームコントロール、リンクアグリゲーション、各種スパニングツリーなどさまざまなネットワーク機能をサポートする。

石井 一志