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SCSK、クラウド基盤「USiZE」と「SAP ERPの運用」をセット提供
(2014/10/27 12:19)
SCSK株式会社は27日、SAPシステム向けクラウド基盤サービス「USiZE for SAP Business Suite」を開始した。
USiZEは、同社が提供するIaaSの総称。2004年から提供しており、SAPシステム基盤として利用されるケースも多いという。新サービスでは、その構築実績やノウハウをパッケージ化してSAPに最適な環境を用意する。
SAP ERPを利用中の企業を対象に、セキュアなクラウド基盤を提供。USiZEで共有型クラウドサービスを提供し、状況に応じたスケールに対応。専有型も提供可能。
運用については、SAPの認定を受けたUSiZEの活用と、豊富なSAP認定コンサルタント資格者により、安心・安全な運用を実現。インフラ運用に加えて「SAP BASIS運用サービス」も提供する。BASISは、SAP ERP上のコンポーネントの1つで、「ユーザー管理」「構成管理」「移送管理」などの共通機能群。潜在的な問題の早期特定、ボトルネックの回避、システムパフォーマンスの監視などに対応する。自社データセンターにUSiZEを構築しているので、顧客による監査立ち入りも可能という。
価格は、顧客保有のSAPライセンスを使用する想定で月額130万円(税別)から。SCSKでは、SAP ERPに加え、周辺システムを含めたアウトソーシングサービスを展開し、販売開始から5年間で売上累計100億円をめざす。