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TSS LINK、ファイルの利用権限を制御するソフト「トランセーファー」
(2014/10/20 14:48)
株式会社ティエスエスリンク(以下、TSS LINK)は20日、ファイルの暗号化を行い、二次利用を防止するソフト「トランセーファー Ver.1.0」(以下、トランセーファー)を発表した。同日より販売を開始している。
「トランセーファー」は、社外に提供するファイルの二次利用ができないように、コピーや印刷、保存、画面キャプチャを禁止できるソフト。ファイルの暗号化と利用権限制御により、閲覧時にコピーや印刷などの操作を禁止できる。「閲覧のみ」「閲覧+印刷」や、全操作を許可する「復号(再暗号化)」といった利用権限の付与を行えるので、受け渡しの用途に応じた使い分けが可能という。
具体的には、各権限に応じたパスワードを個別に設定する仕組み。「閲覧のみ」のパスワードや「復号」のパスワードを設定し、必要に応じて配布すれば、適切な権限によってファイルを取り扱える。またファイルに対しては、利用PCの制限やファイルの有効期限、自動削除の設定も行えるとのこと。
暗号化は、暗号化ツールにファイルをドラッグ&ドロップし、パスワードを設定するだけで実行可能。一方の閲覧者側は、暗号化されたファイルをダブルクリックし、パスワードを入力するだけで利用できる。
対応OSはWindows Vista/7/8.1で、Microsoft Officeファイル、PDF、画像、動画、テキスト、CSV、RTF、DocuWorksファイルなどに対応。日本語以外の環境でも利用可能としている。
価格は、5ライセンス分を含む「基本パック」が30万円(税別)、追加5ライセンスパックが10万円(税別)から。別途、製品価格の15%分の保守費用が必要となる。なお、ライセンスは暗号化ツールを利用する場合に必要となり、閲覧する側には必要ない。