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スマホゲームのポケラボ、「FlyData」でデータ分析基盤を迅速展開

 「三国INFINITY」「ソードオブファンタジア」「戦乱のサムライキングダム」「クロスサマナー」などのスマホゲームを手がける株式会社ポケラボが、「FlyData Autoload」を使ってデータ分析基盤を構築した。

 ポケラボは、環境の変化が激しいゲーム業界において、サービスのさらなる向上や積極的な販売施策のため、2014年4月に複数のゲームアプリのログを集計したデータ分析基盤を構築。

 クラウド型DWHサービス「Amazon Redshift」を採用し、RDBMSからRedshiftへ自動的・継続的にデータを転送するために「FlyData Autoload」を活用した。FlyData Autoloadは、企業内やクラウドにあるデータをRedshiftにアップロードすることに特化したサービスで、昨今、Redshiftによるデータ分析基盤の構築案件で広く活用されている。

 これによりポケラボでは「検証開始から約1カ月という短い期間で本番稼働」(ポケラボ サービス基盤事業部 リーダーの曽根広哲氏)へこぎ着け、10億件を超える膨大なログデータを一括管理することで、KPI管理のほか、ゲームタイトル間のアクセスログを比較したマーケティング分析などを実現した。「今後はデータを蓄積し、1~2年といった期間でもデータ分析ができる基盤づくりに努めたい」(同氏)としている。

川島 弘之