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さくらインターネット、「さくらの専用サーバ」東京リージョン提供開始

 さくらインターネット株式会社は24日、専用サーバーサービス「さくらの専用サーバ」において、東京リージョンの提供を10月1日より開始すると発表した。

 「さくらの専用サーバ」は、信頼性の高いメーカー製サーバーを利用し、申し込みから最短10分で提供する専用サーバーサービスで、物理サーバーの性能とクラウドのような使い勝手を兼ね備えており、複数台接続にも対応する。ユーザーからは、インフラに対して性能や信頼性を重視するニーズは依然として高く、そうしたミッションクリティカルな要件を満たすサービスとして利用されてきた。

 リージョンとしては、同社の石狩データセンターを利用した「石狩リージョン」のみが提供されていたが、BCP用途も視野に入れているユーザーなどから、ほかのリージョンも利用したいというニーズがあり、今回、東京リージョンでの提供を開始するとのこと。

 提供されるのは、NEC製のx86サーバー「Express 5800 E120e-M」を利用した「エクスプレスシリーズ」。構成はさまざま可能だが、例として、CPUにXeon E5-2407 v2(2.40GHz、4コア)、メモリ16GB、ストレージにSATA HDD 1TB×2を搭載する場合は、初期費用が9万円(税別)、月額費用が1万3000円(税別)。CPUにXeon E5-2430 v2(2.50GHz、12コア)、メモリ16GB、SATA HDD 1TB×2を利用する場合は、初期費用が18万円(税別)、月額費用が2万1000円(税別)となる。

石井 一志