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MOTEX、楽しく学べる「実践情報セキュリティ研修」をサービス提供

研修風景

 エムオーテックス株式会社(MOTEX)は4日、社員教育サービス「実践情報セキュリティ研修」の提供を開始した。

 情報資産を扱う現場社員のITリテラシを向上させ、内部漏えいリスクの低減につなげるもの。USB紛失、メールのご送信、パスワードの管理ミスをはじめとした人為的ミスによる情報漏えいや、標的型攻撃などサイバー攻撃による被害防止に貢献するという。

 研修という形を取り、研修内容のコンサルティングとして、顧客の環境や現場スタッフに伝えたい内容をヒアリングした上で、顧客に合わせた研修内容をプランニングする。研修は、経験豊富なMOTEXの専任講師がクイズなどを交えながら楽しく、分かりやすく行うという。

 研修後も結果報告と併せ、IT資産管理・ログ監視ツール「LanScope Cat」の操作レクチャーやサポートを実施。ITリテラシが十分でない人も理解しやすいイラスト付きのテキストを提供する。

 先行事例として、セールス・マーケティングコンサルティングサービスを主事業とするリーグルが採用。スマートフォンの管理やオンラインストレージの利用マナーなど全般的な情報セキュリティをテーマに、試験的な研修を行った。「ユニークな講義で楽しく受講できた」「実務に沿った形で危険を認知させることができた」などと評価しており、LanScopeも導入して、「規定(ルール)」「技術(ツール)」「教育」の3つの歯車を噛み合わせて、内部漏えいリスクの軽減を目指していくとした。

川島 弘之