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CTC、Ciscoのパートナー認定「Master Specialization」を2分野で取得

 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)は23日、米Cisco Systems(以下、Cisco)のパートナー企業認定制度「Specialization」において、Ciscoのコラボレーションソリューションに関する認定「Master Collaboration Specialization」と、Cisco製品を使用したクラウド型の統合インフラソリューションに関する認定「Master Cloud Builder Specialization」を取得したと発表した。

 Ciscoのパートナー認定制度であるSpecializationは、Ciscoソリューションに付加価値を加えることにより、ユーザー企業の満足度向上に貢献しているパートナーを認定する制度。パートナー企業のスキルレベルに応じ、Entry、Express、Advanced、Masterの4段階を用意しており、販売、技術、保守サービスを含めたライフサイクルサービスでの能力を認定している。

 このうち最上位のMasterレベルは、高い技術スキルを保有し、Ciscoの複合的なソリューションに関して、販売、導入、サポート実績のあるパートナーが対象。CTCは今回、Cisco Unified Communication製品を使用したコンタクトセンターシステムの構築や、Cisco製のIP電話、ビデオ会議システムを使用したオフィスソリューションの提供など、コラボレーションソリューション分野でのスキルレベルや実績が評価され、Master Collaboration Specializationに認定されたという。

 一方、Cisco Unified Computing System(UCS)製品を使用した統合型のプライベートクラウド環境の構築や、CTCのデータセンターをベースとしたクラウドサービスなど、提案から運用・保守サポートまでのトータルなソリューションの提供により、Master Cloud Builder Specializationにも認定されたとのこと。

石井 一志