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日立SolのICT授業ツール、タブレットと電子黒板の連携がスムーズに

 株式会社日立ソリューションズ(以下、日立Sol)は、小・中・高等学校の授業でタブレット活用を実現する生徒用端末連携ソフトの最新版「StarBoard Student Tablet Software Ver.2.0」を8日から提供する。

 日立Solは、電子黒板「StarBoard」をはじめとする学校ICTソリューションを提供しており、「StarBoard Student Tablet Software」はタブレット端末と電子黒板の連携を実現するソフト製品。先生用パソコンの中で、電子黒板と生徒用タブレット間でコンテンツを連携させる橋渡し役となり、タブレット端末を囲んだグループ学習や、子ども一人一人のタブレット端末での個人学習などを電子黒板で共有しての発表・討議といった子ども同士の協働学習を促進する。

「StarBoard Student Tablet Software Ver. 2.0」の主な特長

 最新版では、電子黒板を制御するソフト「StarBoard Software」との連携機能を強化し、電子黒板に生徒用タブレットを表示する切り替えがボタン1つで可能となった。生徒用タブレット端末で書き込んだ回答を電子黒板上に表示し、そのあとの電子黒板を用いた解説へ、スムーズに授業を進められる。

 生徒用タブレット端末での使い勝手も向上。端末に保存した画像やカメラで撮影した画像などを1ページに複数枚表示できるようになった。先生用タブレット端末においても、先生が生徒の解答状況を確認し、生徒の回答を選び、電子黒板に表示できるよう機能強化。表示した回答に書き込み、再配布することも可能となっている。

主な動作環境

 StarBoard Student Tablet Software Ver.2.0は、Windows 7/8.1、Mac OS X 10.8/10.9で動作可能。先生用・生徒用タブレットは、iPad(iOS 6/7)、Android 4.x、Windows 7/8.1タブレットに対応する。

 価格は、先生用PC1台にインストール可能なシングルライセンスが25万8000円(税別)/ライセンス、同一校舎に属するすべての先生用PCにインストール可能なサイトライセンスが79万8000円(同)/ライセンス。このほかサポートサービス費用が別途必要。

川島 弘之