タブレット端末と電子黒板の連携で“協働学習”を支援~日立Sol


 株式会社日立ソリューションズ(以下、日立Sol)は12日、タブレット端末と電子黒板を活用した小・中・高等学校向け協働学習支援ソリューション「StarBoard Student Tablet Software」を発表した。4カ国語(日本語、英語、中国語、トルコ語)で開発し、日本・米国・欧州・中国市場に向け、10月1日より販売する。

 同製品は、生徒用タブレット端末(iPad/Android/Windowsタブレット)と電子黒板、ならびに教師用PCを連携させ、生徒同士の協働学習を支援する。

 教師は電子黒板やPC上のコンテンツをタブレット端末に配信し、生徒は回答や感想、意見などをタブレット端末に手書きで記入できる。タブレット端末に配信されたコンテンツを中心に生徒が学び合うグループ学習や、複数の生徒がタブレット端末に書き込んだ考え方を電子黒板に表示し、話し合う用に進める協働学習を実現する。

 タブレット端末や電子黒板の機種を問わない点や、タブレット端末へのアプリ導入が不要な点、操作がシンプルな点(例えば、コンテンツの配信・回収がワンクリックで可能)などにより、各学校への導入や教師の作業負担を軽減した。電子黒板は機種を問わないが、日立Solの「StarBoard」と併用すれば、図形や文字の整形など、StarBoard独自の機能を使えるという。

 「StarBoard Student Tablet Software」の価格は、27万900円/ライセンス。1ライセンスで1台の教師用PCと最大50台の生徒用タブレット端末が使用できる。

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