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アイ・オーとICC、NASとBCPリモートバックアップサービスで連携

 株式会社アイ・オー・データ機器と株式会社石川コンピュータセンター(ICC)は20日、両社が提供するNASとBCPリモートバックアップサービスで連携することを発表した。

 ICCでは、アイ・オーデータのNAS「HDL-XRWシリーズ」のクラウド連携機能と、ICCが提供するデータセンターへのバックアップサービス「BCPリモートバックアップサービス」のストレージとの同期機能の検証を行い、クラウド連携ができることを確認した。

 これにより、ユーザーがデータをNASの対象フォルダーに保存するだけで、データがデータセンターに自動バックアップされるようになる。クラウドストレージはビジネスの拡大に応じてデータ容量をフレキシブルに変更でき、災害や故障などでNASが復旧できない場合でも、新たなNASに初期設定を行うだけで速やかにデータを復旧できる。

 アイ・オー・データとICCは、今後発売されるNASにおいても随時相互接続検証を行い、BCPリモートバックアップサービスと連携可能なラインナップ充実を図るとともに、地域企業連携のつながりを強化し、相互の連携ソリューションにより顧客のBCP対策を支援していくとしている。

三柳 英樹