ニュース

SAPジャパン、ソフトバンク コマース&サービスとディストリビューション契約を締結

 SAPジャパン株式会社は18日、ソフトバンク コマース&サービス株式会社とディストリビューション契約(新プログラム Authorized Resellers Program)を締結したと発表した。ソフトバンク コマース&サービスは今後、「SAP PartnerEdge Authorized Resellers Program」の認定リセラーを通じ、アナリティクス、データベース、モビリティといった、SAPのプラットフォーム製品などを販売する。

 SAPは2013年から、ISVや中小企業への販路拡大を目的としたグローバル・パートナー・プログラムとして、SAP PartnerEdge Authorized Resellers Programを開始しており、ディストリビューターと呼ばれるパートナー企業が、SAPのプラットフォーム製品の販売や導入支援を行う認定リセラーの拡大と、その認定リセラーを通じた製品の販売促進を行っている。

 今回は、そのディストリビューション契約を、日本国内の事業者として初めてソフトバンク コマース&サービスと締結した。SAPジャパンでは、間接販売比率の拡大を目指し、今後もパートナー企業の拡充を図るとのことだ。

 一方ソフトバンク コマース&サービスは、これまでもSAP Crystal ReportsやSAP Sybase SQL Anywhereなどの製品をパートナーとして販売してきた実績を持つ。今回のディストリビューション契約の締結により、BIツールのSAP BusinessObjects、リアルタイムでの分析を可能にするインメモリーデータベースSAP HANAなど、プラットフォーム製品を幅広く取り扱えるようになったため、ビッグデータ分析やモバイル向けソリューションなど、さらに幅広いニーズに対応可能になったとのこと。

石井 一志