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IMJ、顧客のロイヤリティ育成基盤を構築するサービス

 株式会社アイ・エム・ジェイ(IMJ)のMarketing&Technology Labs(MTL)は12日、顧客志向マーケティングを実現する「ロイヤルティ育成プラットフォーム構築サービス」を開始した。既存データ資産をBIで整理統合し、共創マーケティングを行う仕組み作りを支援する。現在、販売開始キャンペーンとして「無料初回環境診断」を実施している。

 生活者の購買行動が多様化し、データをマーケティングに活用する取り組みが進む中、顧客構造を把握してより鮮明に顧客象を捉え、高めるべきロイヤリティ(KPI)をいかに定義するか、そのゴール(KGI)に向けた施策をいかに展開するかが多くの企業の事業課題になっているという。

 ロイヤルティ育成プラットフォーム構築サービスは、これらの課題をクリアするのが目的。既存データ資産をBIで統合し、顧客のロイヤリティ育成に活用できるプラットフォームを構築する。このプラットフォームを、企業は意志決定の基点として運用し、PC・スマホ・メール・店頭・コミュニティ・電話といった複数のチャネルを通じて、トータルな顧客体験を届けることが可能になるという。

サービス概要

 導入に際しては、データ資産の確認、環境評価(アセスメント)などのスモールスタートではじめ、手応え・成果に応じて、試用(トライアル)から本番導入に進行するステップオーダー式を採用。最終的な現場活用から逆算したプロセス設計をすることで、導入後も確実に活用できる環境を提供するという。

ステップオーダー式の導入アプローチ

 データの統合などは、経験豊富なデータエンジニア/データサイエンティストが担当。仕様の異なるデータベース/データテーブル環境下においての統合や各種スクリニーニングなどを人的に支援。提供されるダッシュボードには、基本的な顧客管理・CRMにおける集計軸があらかじめ用意されているほか、企業ごとの独自KPIに基づいたカスタマイズ画面にも対応する。

 こうしたCRM関連の分析を通して、顧客ロイヤリティの定義、成長シナリオを可視化し、その成長を促すための施策を実践できる。購買履歴、ソーシャルリスニングデータ、他キャンペーン管理ツールなどと連携した施策や、売上予測が可能なオプションも提供する。

サービス提供パターンと価格

川島 弘之