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インサイトテクノロジー、Oracle DBの全エディションに対応したDRソフト

 株式会社インサイトテクノロジーは28日、ニュージーランドDbvisit SoftwareとOracle Database向けのディザスタリカバリ(DR)ソフト「Dbvisit Standby」の国内総販売代理店契約を締結したと発表した。これに伴い、同日より販売およびサポートを開始する。

 Dbvisit Standbyは、Oracle Databaseのアーカイブログ情報(データの変更差分情報)を定期的に遠隔地に転送するDRソフト。フェイルオーバー、スイッチオーバー、RAC、ASM、OMFなど、Oracle Data Guardに匹敵する機能を備えるほか、圧縮、モニタリング、ログ転送時の暗号化といった機能も搭載されているという。管理は、グラフィカルなユーザーインターフェイスとコマンドラインの双方に対応し、シンプルなインストール・構築・管理を行える。

 また、Oracle Databaseの全エディションに対応しているのも特長で、これまでは、DR環境構築のためにEnterprise Editionへのアップグレードを求められていた、Standard EditionやStandard Edition Oneのユーザーに対して、新たな選択肢を提供できるとのこと。

 対象となるOracle Databaseは8i以降で、32ビット、64ビットのいずれにも対応可能。Windows、Linux、UNIXの各環境をサポートしている。

石井 一志