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幼稚園業務もクラウドで、キヤノンS&Sが支援サービスを販売

 キヤノンシステムアンドサポート株式会社(以下、キヤノンS&S)は27日、株式会社テクノクラフトの幼稚園業務支援クラウドをパッケージ化し、「コミュニケーション&なび パッケージプラン」(以下、パッケージプラン)として同日より販売開始すると発表した。

 「コミュニケーション&なび」は、テクノクラウドがクラウド型で提供している幼稚園業務支援サービス。現場の先生や保護者の意見を反映し、「連絡なび」「バスなび」「出欠預かりなび」「写真コレなび」「絵本ドコなび」「名簿センター」などのラインアップをそろえている。

 今回発売する「パッケージプラン」は、これらのうち「連絡なび」「バスなび」「出欠預かりなび」のシステムを連携させたもので、各サービスの連携によって、出欠席連絡や送迎バス乗車変更など、電話での応対ではミスやトラブルが発生しやすい業務を改善できるという。

 具体的には、保護者が携帯やスマートフォンで、出欠、遅刻、早退、預かり保育の情報を申請すると、自動で出欠リストに振り分けられる仕組み。出欠状況などはバス乗車表に反映されるため、朝の保護者からの電話も減せるとした。

 価格は、月額2万1800円(税別)で、年間契約が必須となる。なおキヤノンS&Sでは、日本全国に約200カ所の拠点を持つことから、導入前のヒアリングから設定作業、導入後の操作指導まで、一貫したサポートを提供できる点が強みだとしている。

石井 一志