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IIJ、クラウド型データベースサービスの機能を拡充

 株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)は7日、クラウド型のデータベースサービスを強化すると発表した。IaaS「IIJ GIOコンポーネントサービス」と組み合わせて利用可能な「IIJ GIOコンポーネントサービス データベースアドオン」と、インターネット経由で利用可能なデータベースサービス「IIJ GIOデータベースサービス」の両サービスにおいて、新規申し込みのユーザーが対象となる。

 今回の強化では、まず、リソース状況のモニタリング機能を提供する。具体的には、コントロールパネルから、CPU使用率やネットワークトラフィック状況、データベースのサーバプロセス数、各種キャッシュヒット率などを監視可能になるため、利用しているデータベースのリソース利用状況を確認し、より効率的な運用を行えるとした。

 また、ディスク使用率がしきい閾値を超えたことなどをメールで通知するアラート機能、データベースのイベントログをコントロールパネル上で参照・ダウンロードする機能、ユーザー自身でデータのインポート・エクスポートが可能になる機能など、管理機能が強化され、データベースを運用する際の利便性が向上したとのこと。

 加えて、「IIJ GIOコンポーネントサービス データベースアドオン」で料金改定を実施し、月額料金を最大で56%値下げする。

石井 一志