日立Sol、SharePointと秘文・活文を連携させるセキュリティソリューション

　株式会社日立ソリューションズ（日立Sol）は7日、日本マイクロソフトのMicrosoft SharePoint（以下、SharePoint）向けの文書管理セキュリティ強化ソリューション「SharePoint用 秘文・活文連携パッケージ」を、5月8日から提供開始すると発表した。

　「SharePoint用 秘文・活文連携パッケージ」は、SharePointと日立ソリューションズの情報漏えい防止ソリューション「秘文シリーズ」、またドキュメント統制システム「活文 NAVIstaff」を連携させ、SharePoint内のドキュメントに持ち出し制御と利用者認証保護を付加するソリューション。これによって、情報漏えいリスクを軽減した情報共有を実現するという。

　具体的には、SharePoint内のドキュメントに持ち出し制御機能と利用者認証機能を付加し、情報漏えいリスクを軽減することが可能。これらの機能は自動的に付加されるため、SharePointの操作性を損なわずに、セキュリティを確保できる。

　また、すでに提供されている「SharePoint Server 構築サービス」と組み合わせることで、環境の構築から「秘文」「活文」連携の導入までをワンストップで支援することが可能。SharePointのワークフロー拡張製品である、NTTデータの「OpenCube Workflow」やNintexの「Nintex Workflow」とも連携できるため、ワークフローのポリシーに従って、自動的に持ち出し制御を付加できるとした。

　対応環境は、SharePoint Server 2013/2010。価格は、サーバーライセンスが150万円（税別）から、クライアントライセンスが3500円（税別）からで、別途、「秘文」「活文 NAVIstaff」のライセンス料金が必要になる。