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データ連携ソフト「ASTERIA WARP」、Azure環境上での動作に対応

 インフォテリア株式会社は22日、データ連携ミドルウェア「ASTERIA WARP」が日本マイクロソフト株式会社のクラウドサービス「Microsoft Azure(以下、Azure)」に対応したと発表した。

 オンプレミスとクラウドの共存が目的。ASTERIA WARPとAzureのクラウド環境においてデータや社内システムを安全に運用するため動作検証を行い、企業内のデータ活用やシステムに最適なクラウド環境を構築できることを確認したという。

 具体的には、Azureの日本データセンターで稼働するWindows ServerとUbuntuの仮想環境でASTERIA WARPが動作することを確認。開発環境であるフローデザイナーについては、Azure上の環境・社内環境のどちらからでも、Azure上のASTERIA WARPサーバーに接続できることを確認した。

 ASTERIA WARPがAzureに対応したことで、2月26日に開設された国内東西のAzureデータセンターへノンプログラミングで高速にデータ転送できるため、データの堅牢性を確保したまま、より簡単にデータ連携の設計が可能になる。また、既存のASTERIA WARPユーザー企業は、必要に応じてASTERIA WARPをAzureへ移行することで、サーバーの運用負荷を軽減できるとしている。

川島 弘之