ニュース

KVH、100Gイーサネット専用線を東京-大阪間で提供

 KVH株式会社は3日、東京・横浜と大阪の大都市間において、100Gigabit Ethernet(GbE)サービス「KVH 100G イーサネット専用線サービス」を同日より提供開始すると発表した。

 KVHでは2013年3月より、東京、大阪、神戸などの主要な商業都市でポイントトゥポイントの「KVH 100Gイーサネット専用線サービス」を提供開始しているが、今回、東京・横浜と大阪間でイーサネット専用線サービスの帯域幅を拡張することにより、大都市間での100GbE専用線サービス提供が可能になった。これにより、拠点間の大容量ネットワーク接続を必要とするデータセンター、ネットワークセンター、研究開発機関、インターネットエクスチェンジ(IX)などの需要に応えるという。

 インターフェイスは100GBASE-LR4と100GBASE-SR10をサポートし、最大100Gbpsの帯域幅を保証する。また、非冗長構成だけでなく、ファイバルートを分散したダイバシティネットワークの構築も可能とのこと。

 加えて、「KVH 100G イーサネット専用線サービス」にCisco ASR9000ルータのレンタルをバンドルした「100Gネットワークアップグレードパッケージ」も適用できるので、イニシャルコストを削減しつつ、ネットワークインフラをアップグレード可能としている。

石井 一志