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XPの次は……Vistaのサポート終了は2017年4月、あと3年

 Windows XPのサポートが日本時間4月9日に終了となるが、後継OSのWindows Vistaも3年後の2017年4月12日にはサポート終了となる。

 マイクロソフトでは、デスクトップOS製品のサポート期間について、メインストリームサポート期間を最低5年間(または次期製品の発売日から2年間)と定めており、さらに5年間の延長サポート期間を設けている。延長サポート期間には、無償サポートなど一部のサポートが受けられなくなるが、セキュリティ更新プログラムは引き続き提供される。

 2007年に発売されたWindows Vistaは、メインストリームサポート期間は既に終了しており、延長サポート期間が2017年4月12日に終了する。以降は、セキュリティ更新プログラムが提供されなくなり、今回のWindows XPのサポート終了と同様に、使い続けるのが危険な状態となる。

 同様に、2010年発売のWindows 7も、2020年1月15日にはサポート終了となる。

製品名延長サポート終了日
Windows XP2014年4月9日
Windows Vista2017年4月12日
Windows 72020年1月15日

 今回、Windows XPのサポート終了が大きな話題となったが、今後はWindows Vistaが2017年、Windows 7が2020年と数年おきにサポート終了を迎えることになる。Windows XPからの移行とともに、今後はこれらのOSからの移行についても検討が必要だ。

 また、Office 2003も4月9日にサポート終了となるが、後継のOffice 2007は2017年10月11日に、Office 2010は2020年10月14日にそれぞれサポート終了となる。こちらも併せて移行計画を検討しておこう。

製品名延長サポート終了日
Office 20032014年4月9日
Office 20072017年10月11日
Office 20102020年10月14日

三柳 英樹