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大同生命、統合システム基盤に日立のプライベートクラウドサービスを活用

 大同生命保険株式会社(以下、大同生命)と株式会社日立製作所(以下、日立)は19日、大同生命が、日立のプライベートクラウドサービスを用いて統合システム基盤を構築したと発表した。

 日立は、大同生命のデータセンター内に、サーバー、ストレージなどのハードウェアやミドルウェアと、それらに付帯する運用サービスを組み合わせたPaaS形態のプライベートクラウド環境を構築。これを大同生命が、使用量に応じた従量課金型でサービスとして利用する。

 大同生命では、このプライベートクラウドサービスの採用により、これまで通りデータを自社のデータセンター内に保持して、高いセキュリティレベルを維持するとともに、スムーズなシステム移行を実現する。また、システム運用業務などを日立が実施するため、業務負荷を軽減。従量課金型での利用により、初期導入コストを削減したとのこと。

 なお、3月10日に全社で利用開始した新端末「エース・ウィズ」など、顧客の保険申し込み手続きや商品設計などを行う営業支援システムが、この統合システム基盤上で稼働している。

石井 一志