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処理性能を20%向上させた無停止型サーバー、NECが新モデルを発売
(2014/3/18 16:27)
日本電気株式会社(NEC)は18日、CPUやメモリなどの主要ハードウェアをすべて二重化した無停止型(FT)サーバー「Express5800/ftサーバ」において、Windowsモデルの新製品をグローバルに販売開始する。
今回新たに提供するのは、「Express5800/R320d-M4(Windows Server 2008 R2モデル)」と、その長期保守対応(10年)モデル、「Express5800/R320d-M4(Windows Server 2012モデル)」の計3製品。いずれも、10コアのXeon E5-2670 v2プロセッサを最大2基搭載可能で、メモリの動作周波数を最大1333MHzから最大1600MHzに高速化されているため、処理性能が従来比で最大20%向上するという。HDDは最大9.6TBまで搭載できるほか、Windows Server 2012モデルではSSDもサポートする予定。
また、「長期保守対応モデル」は、工場の生産ライン制御や物流管理など、設備投資のサイクルが比較的長期となるユーザー向けに提供され、毎年の定期点検に加えて定期的な部品交換などを行うことで、長期間、安定して使用できるようにしているとのこと。
価格は、Express5800/R320d-M4(Windows Server 2008 R2モデル)が254万円(税別)から、長期保守対応モデルが317万6000円(税別)からで、4月14日の出荷開始を予定している。なお、Express5800/R320d-M4(Windows Server 2012モデル)は6月の出荷開始を予定しており、価格は未定。
【お詫びと訂正】
初出時、Express5800/R320d-M4(Windows Server 2008 R2モデル)の価格を誤って記載しておりました。お詫びして訂正いたします。