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日本海ガス、オラクルの料金管理アプリでシステム刷新

メニュー拡充や料金収納のカード対応なども実現

 日本オラクル株式会社は3日、日本海ガス株式会社が、日本オラクルの公益企業向け料金管理アプリケーション「Oracle Utilities Customer Care and Billing」を新料金システムに採用し、このたび稼働開始したと発表した。

 富山・石川県内の10万件の顧客へ都市ガス・LPガスを提供している日本海ガスでは、都市ガスやLPガスなどの調定システムを統合し、両ガスの業務プロセス共通化を実現するため、ガス事業における料金システムの全面刷新を決定。その中核として、アクセンチュアの支援のもとで、2012年5月に「Oracle Utilities Customer Care and Billing」を採用した。

 この新料金システムでは、検針、料金管理、請求、債権回収など、ガス事業会社の基幹業務を網羅的に支援しており、現在は、日本海ガスの料金部門、コールセンター部門、営業部門や保安部門など、顧客との接点を持つ部門のユーザー約200名が活用しているという。

 また新システムの導入により、料金計算業務における効率化とガバナンス強化、料金メニュー拡充や法改正に迅速に対応できるシステムの柔軟性、料金収納のクレジットカード対応などを実現したとのこと。

石井 一志