ニュース

キヤノンITS、ESET製メールセキュリティゲートウェイの先行評価版を公開

 キヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)は26日、法人向けのメールセキュリティソフト「ESET Mail Security for Linux」の先行評価版プログラムを、同日より提供開始すると発表した。今後、6月ごろの提供を予定している製品版の発売に先がけ、評価版を公開するという。

 「ESET Mail Security for Linux」は、スロバキアESETが開発したメールセキュリティ製品。メールの通信経路上に設置して、ウイルス対策と迷惑メール(スパム)対策の機能を提供する。

 ウイルス検出においては、これまでのESET製品と同様にヒューリスティック機能を備えているほか、ESET製品の特徴である軽快な動作も実現しているので、サーバーパフォーマンスへの影響を最小限に抑えられるとのこと。

 動作環境は、Red Hat Enterprise Linux 5/6、SUSE Linux Enterprise 10/11 SP1まで、CentOS 5/6。仮想環境では、VMware ESX/ESXi 4.0/4.1、VMware ESXi 5.0/5.1/5.5、Citrix XenServer 5.6、・Windows Server 2008 R2 Hyper-V、Windows Server 2012 Hyper-Vをサポートしている。メールエージェントはPostfixに対応し、sendmailも対応する予定。

 申し込みはキヤノンITSのWebサイトで受け付け、プログラムは5月28日まで提供する。

石井 一志