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IIJグローバル、使用頻度の少ないユーザー向けにクラウド型ビデオ会議を強化

 株式会社IIJグローバルソリューションズ(以下、IIJグローバル)は19日、クラウド型マネージドビデオ会議サービス「COLLABO de! World(コラボ・デ・ワールド)」を強化すると発表した。使用頻度や接続時間の少ないユーザーに向け、「従量制多地点接続サービス」と「ゲートウェイサービス共用型インターネット接続タイプ」を3月3日より提供する。

 今回提供するメニューのうち「従量制多地点接続サービス」は、COLLABO de! Worldのゲートウェイサービスのユーザーを対象に、複数拠点で同時接続する際に必要となる多地点接続装置の機能を、時間貸しで提供するサービス。利用時間、ポート数に応じた従量課金方式を採用しているため、会議の回数や接続時間の少ないユーザーに適しているという。

 価格は、ポートあたり最初の2時間が5000円。追加1時間が2000円となる。最大接続数は20ポートまで。

 一方の「ゲートウェイサービス共用型インターネット接続タイプ」は、インターネット経由でビデオ会議端末(Cisco TelePresence製品)が接続できるゲートウェイ機能を、共用型で提供するもの。端末単位で契約でき、接続台数が少ない場合には、より安価に利用可能とのこと。

 価格は、ビデオ会議端末1台あたり、初期費用1万円、月額費用1万2000円。

 なお、新サービスの提供を記念したキャンペーンも実施される。新規でCOLLABO de! Worldを契約し、「ゲートウェイサービス共用型インターネット接続タイプ」を申し込んだユーザーに向け、同サービスの1カ月分の月額費用を無料にするほか、「従量制多地点接続サービス」では、2時間/日×4回分を無料にする。キャンペーン期間は、3月3日から4月25日まで。

石井 一志