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ジェイズ、法人向けリモートデスクトップ「Splashtop Enterprise」を販売

 ジェイズ・コミュニケーション株式会社(ジェイズ)は10日、米Splashtopの法人向けリモートデスクトップソフト「Splashtop Enterprise」を販売開始すると発表した。

 Splashtop Enterpriseは、リモートデスクトップ機能を提供する法人向けソリューション。スマートフォンやタブレット端末といったスマートデバイス、PCなどから、社内にあるWindows/MacのPCにアクセスして、セキュアにデスクトップ環境を利用できるようにする。その特徴は高いパフォーマンスで、毎秒30フレームの音声付き動画を再生できるほか、待ち時間も100ミリ秒未満に短縮されるため、ユーザーの操作性が大きく向上するとのこと。

 利用にあたっては、社外の端末から社内PCへの接続を中継するゲートウェイサーバー「Splashtop Center」を構築する必要がある。社外の端末とはSSL-VPNで接続し、AES 256の暗号化によって通信を保護。端末をMACアドレス認証することにより、さらなるセキュリティを確保するという。またSplashtop Centerは管理コンソールとしても動作し、集中管理、レポーティング、Active Directory連携といった機能を提供するとした。

 対応OSは、社内PC側にインストールする「Splashtop Streamer」がWindows 8/7/XPとMac OS X 10.6以降、Splashtop CenterがWindows 7あるいはWindows Server 2008 R2、アクセスする側にインストールする「Splashtop App」がiOS 5.0以降、Android 3.1/4.0以降、Windows 8/7/XPとMac OS X 10.6以降。

 なおジェイズでは、Splashtop Enterpriseをクラウドサービスで提供することも予定している。

石井 一志