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富士ゼロックス、組織横断でプロジェクト管理できるクラウドサービス

課題管理やチャットのオプションサービスも

 富士ゼロックス株式会社は6日、クラウド型ビジネスコミュニケーション支援サービス「SkyDeskサービス」において、プロジェクト管理を支援するアプリケーション「SkyDesk Projects」を同日より提供すると発表した。無料プランに加えて、大規模向けの機能などを追加した有料プランも用意される。

 「SkyDesk Projects」は、プロジェクトの一元管理やプロジェクト内でのコミュニケーションなどを支援するクラウドサービス。個々のプロジェクトの進ちょく管理だけでなく、組織全体でプロジェクトの状況を横断的に把握できるほか、フィードから自分が所属するプロジェクトの予定や遅延状況などを確認可能なため、無駄なく情報を把握できるという。

 有料プラン「SkyDesk Projectsプレミアム」では、無料プランでは1つだけだった管理プロジェクト数が50まで増えているのに加えて、タスク管理機能、個々のタスクの作業時間を記録する工数表、オンラインストレージ「Dropbox」との連携機能、ストレージ容量の拡張(10MB→15GB)などが提供されるとのこと。

 さらにオプションとして、遠隔地のプロジェクトメンバーとも手軽にコミュニケーションがとれるチャット機能や、不具合対応の課題管理を行える機能を提供する。後者の課題管理機能では、課題の登録からステータス・進ちょく管理、条件を設定してワークフローを作成し更新・通知などのビジネスルールを定義する、といったことも可能。また、ほかのシステムで行っていた課題管理情報をCSV形式でインポートする機能も備えている。

 価格は、「SkyDesk Projectsプレミアム」が6カ月あたり2万6580円(税別)。課題管理オプションが6カ月あたり4万5510円(税別)、チャットオプションが9480円(税別)となっている。

石井 一志