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富士ソフトが中国でXP移行支援サービス、日系・外資企業の双方に提供

 富士ソフト株式会社は5日、Windows XPからの移行支援サービスである「らくらくアップグレード for Windows」を、2月10日より中国で販売開始する。なお中国での販売活動は、富士ソフトの関連会社である維傑思科技(杭州)有限公司(以下、FVC)が行う。

 「らくらくアップグレード for Windows」は、ダウングレードでWindows XPを利用しているPC、あるいはアップグレードするOSのシステム要件を満たしているPCを、Windows 7/8へアップグレードするサービス。ツールを実行するだけの簡単な作業でアップグレードを行えるほか、アプリケーション、保存されているユーザーのデータも同時に移行作業を実施するため、エンドユーザーは、アップグレード完了後、すぐに最新のOS環境を利用開始できるという。

 今回は、中国で事業展開されている国内企業からの要望に応え、このサービスの中国での販売を開始するとのこと。価格は、PC1台あたり190元から。富士ソフトでは、中国で事業を展開している日系企業をはじめ、外資企業へこのサービスを提供していく考えで、25万台、7億6000万円の販売を見込んでいる。

石井 一志