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MetaMoJi、法人向けモバイル端末用デジタルノートと電子会議支援アプリ

 株式会社MetaMoJiは2月4日、法人ユーザー向けにセキュリティ、権限管理、システム連携等の機能を強化したデジタル・ノートアプリ「Note Anytime for Biz」、電子会議支援コミュニケーション・アプリ「Share Anytime for Biz」の販売を開始すると発表。提供中の手書き日本語入力エンジン「mazec」ソリューションに2製品を加え、法人向け販売を本格的に展開する。

 MetaMoJiのモバイル端末向けソリューションは、iOS、Android、Windows 8に対応しており、クロスプラットフォーム利用が可能。今後、Windows 7版の製品およびソリューションも年内提供を予定する。

 法人向けモバイル端末用ソリューションは、端末上のアプリとサーバーサービスを組み合わせた形で提供する。サーバー部分は、(1)MetaMoJi運営のパブリッククラウド・サーバー、(2)プライベートクラウド向けサーバー、(3)オンプレミス向けサーバーから選択できる。価格はパブリッククラウドが20ユーザー20万円から、プライベートクラウドが200ユーザー400万円から、オンプレミスは個別見積りとなる。

 会議支援アプリ「Share Anytime for BIz」は、電子会議の資料共有や共同作成などに使用するアプリ。最大100人規模の同時編集、インターネット経由での多拠点間コミュニケーション、テキスト、手書き文字、写真のUndo/Redo、新規ページ追加・挿入を含む高度編集機能などを備える。

 デジタル・ノートアプリ「Note Anytime for BIz」は、手書き入力アプリで、テキスト、手書き文字に加え、写真やWebページを取り込んで自由に書き込みが可能。編集画面は2500倍まで拡大できるため、文字の細かい資料なども読みやすく表示・編集できる。読み込みはPDF、Word、Excel、PowerPointに対応、パブリッククラウドへの保存はGoogle DriveとDropboxに対応する。イラストを登録して再利用できるアイテム・ライブラリも備える。

工藤 ひろえ