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ソフトバンクBB、“クラウドマネジメント型”の無線LANサービスとVPNサービス
(2014/1/27 13:09)
ソフトバンクBB株式会社は1月27日、株式会社網屋と協業し、クラウド型で導入が容易な法人向け無線LANサービス「BBWorksかんたんWiFi」と、法人向けVPN構築サービス「BBWorksかんたんVPN」を2月1日より提供開始すると発表した。
「BBWorksかんたんWiFi」は、無線LANのアクセスポイント機器貸し出しやセキュリティ設定をはじめとする運用管理全体をソフトバンクBBが請け負い、法人企業向けにサービス提供するクラウドマネジメント型無線LANサービス。導入企業は契約時にソフトバンクBBが貸し出しを行う無線LANアクセスポイントを社内LANに接続するだけで、無線LAN環境が導入できる。
価格は、アクセスポイントレンタル料が1台あたり1年間で5万4000円。初期登録料は1台あたり2万円必要となる。
セキュリティ設定代行や機器修理交換のほか、集中管理センターでの稼働監視、 電話およびメールでのサポートサービスなど有料オプションメニューも用意。サイトサーベイや全体ネットワーク設計など、導入企業の環境を調査し、適切な運用提案を行う導入支援サービスも行う。
また、今後無線LANの次世代通信規格「IEEE 802.11ac」への対応などサービス内容を随時アップデートするため、常に最新のサービスを利用可能だとしている。
「BBWorksかんたんVPN」は、公衆インターネット回線を利用しながら仮想IP空間でセキュアな通信を行うことができるVPNサービス。価格は、VPNアクセスルーターレンタル料が1台あたり年間24万円、VPNソフトウエアは10デバイスで年間7万2000円から。オプションで、冗長VPNアクセスルーターレンタルや24時間365日サポート窓口などのサービスを提供する。
導入企業は契約時にソフトバンクBBが貸し出しを行うVPNルーターを社内に設置するだけで拠点間接続環境を構築できる。ネットワーク設定はソフトバンクBBが代行するため、情報システム専任者がいない法人でもVPN環境が利用可能。また、「BBWorksかんたんVPN」の仮想IP空間は、WANだけではなく社内LANでも使用可能なため、社内LAN環境でユーザー別にアクセス制御を行うなどの運用も行える。
ソフトバンクBBでは、多拠点店舗とPOSシステムの通信を本社とのVPN接続で行う、外部の協力会社と社内担当部署間をVPNで接続する、遠方に多数設置する監視カメラ映像を本社で集中監視するといった環境も簡単に構築できるとしている。