S＆I、統計解析ツール「IBM SPSS Statistics」を販売開始

　エス・アンド・アイ株式会社（S＆I）は22日、日本IBMの統計解析ツール「IBM SPSS Statisticsシリーズ」を販売開始すると発表した。

　IBM SPSS Statisticsは、統計解析の初心者からプロまで、広く利用されている統計解析ツール。主に、統計解析への需要が高まっているマーケティング分野や医療分野での分析に利用されており、度数分布表や相関分析などの一般的な統計分析に加え、医療分野で求められる多変量分散分析や生存分析、マーケティング分野で求められる顧客分析やアンケート分析、ニーズの高まっているテキスト分析など、30種類以上の分析や予測モデル構築の機能を備えているという。

　操作は、ウィザードを利用して行えるので、高度な分析やデータ加工を容易に実行可能。また、統計解析結果のレポートはWebレポート形式（HTML5）にも対応しているため、スマートデバイスのWebブラウザからもレポートの参照や編集でき、場所やデバイスを選ばずに統計解析結果を確認できることから、より迅速な意思決定を行えるとのこと。

　なお、価格については、一般法人、医療機関、公的機関・政府、教育機関、学生によって分かれており、12カ月間のサブスクリプション＆サポートが付属する。また、学生向けの「IBM SPSS Statistics Grad Pack」や、「IBM SPSS Statistics Base」など一部の一般向け製品は、Amazon.co.jpでも提供されるとのこと。