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業務データを地図化し、新たな気づきを――「Esri Maps for SharePoint」発売

SharePoint向けMap Webパーツ群

 ESRIジャパン株式会社は2日、Microsoft SharePoint内に蓄積された位置情報を地図で表現する「Esri Maps for SharePoint」を発売した。

 Esri Maps for SharePointは、顧客・店舗・施設・スタッフなどの位置情報が付与されているデータを地図上に展開することで、新たな切り口で視覚化・分析できる製品。

 SharePointリストをGISデータに変換する「Esri Maps Locateワークフロー」、SharePointリストに追加できるマップ付きのカスタムフィールド「Esri Maps Locationフィールド」、マッピング・ルート検索・近傍検索などの分析が可能なHTML/JavaScriptベースのWebパーツ「Esri Maps Webパーツ」、SilverlightベースのWebパーツ「ArcGIS Map Webパーツ」、外部のSQL Serverデータに接続してEsri Maps Locateワークフローを実行できる「Esri Connectワークフロー」といったコンポーネントで構成される。

 BIやCRMといった既存の業務システムにGISを融合。これまでSharePoint内で文字情報として共有していたアドレスを地図で表現することで、具体的なイメージを描きながら業務の効率化を見直せる。例えば、店舗とスタッフの関係性をスプレッドシートで表現するだけでなく、地図で表した位置情報と組み合わせることで、業務改善の気づきやビジネスチャンスをとらえる助けになるとしている。

マップに表現・分析 - ArcGIS Map Web パーツ

川島 弘之