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NTTアイティ、地震やパンデミック時のBCP対策に適したリモートアクセスソリューション

 NTTアイティ株式会社は13日、リモートアクセスソリューション「マジックコネクト」において、災害時やインフルエンザのパンデミック時などに全社で利用できる「マジックコネクト オンプレミスfor BCP」(以下、for BCP)を提供すると発表した。オンプレミス向けの基本ライセンスに、事業継続対策の「サーバオプションライセンス」を追加して利用する形になる。価格はオープン。

 「マジックコネクト」は、PCやスマートデバイスから会社の自席PCやサーバーにリモート接続し、画面転送により安全に業務が行えるソリューション。今回提供する「for BCP」は、オンプレミス版を利用する企業を対象にしており、インフルエンザパンデミックや震災が起きた場合、あるいは毎年の防災訓練時に全社員分の「期間限定利用アカウント」を無償提供するライセンス機能が付加されている。

 発行期間は、震度6以上の震災時が3カ月、インフルエンザパンデミック時は、WHOの4段階対応レベルの「パンデミック期」中。また防災訓練を含む試行を行えるように、年度に1回(1カ月間)の有効期間も設けられる。なお、これらの期間内は全社員が「期間限定利用アカウント」を利用できるほか、同時に接続して利用できる端末の数が500に拡大されるとのこと。

 さらに、端末認証/モバイルのオプションライセンスを購入している場合、これらの期間中は、端末認証/モバイルのアカウントを追加購入することなく無償で利用できる。

石井 一志