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日立、最新のXeon E5-2600 V2シリーズを搭載したx86サーバー

 株式会社日立製作所(以下、日立)は19日、統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」とx86サーバー「HA8000シリーズ」において、ビッグデータやクラウドのシステム基盤向けに、処理性能を約1.3倍に強化した新製品などを、9月20日より販売開始する。

 新製品のうち、ブレードサーバー製品群のBladeSymphonyでは、ブレードサーバー「BS500シリーズ」向けの「BS520Hサーバブレード」、「HA8000シリーズ」向けの2ソケットモデル「HA8000/RS210-h」「HA8000/RS220-h」において、最新のXeon E5-2600 v2シリーズを搭載したモデルを提供する。

 これらのモデルでは、処理性能が約1.3倍に強化されたほか、高速メモリの採用、ストレージ容量の強化も行われた。またHA8000シリーズ向けのオプションとして、Fusion-IO性のPCI Express接続フラッシュドライブをサポート。BS500シリーズでも、BS520Hサーバブレードと接続してPCI Express接続型フラッシュドライブを最大6台まで搭載できるオプション「PCI拡張ブレード」が製品化された。

 価格は、HA8000/RS210-hの場合、56万9100円から。BladeSymphonyのBS520Hサーバブレードは48万8250円から、PCI拡張ブレードは21万円から。

BS520HサーバブレードとPCI拡張ブレード
HA8000/RS220-h

 さらに今回は、BladeSymphonyとHA8000シリーズに対して、サーバー管理ソフト「Hitachi Compute Systems Manager」を11月29日から標準添付する。これによって、システム設定や運用管理の工数の削減を実現するとのこと。

Hitachi Compute Systems Managerのダッシュボード画面

石井 一志