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サイバーソリューションズ、SaaS型メールサービスで誤送信防止や暗号化のオプションを提供

 サイバーソリューションズ株式会社は3日、クラウド型メールサービス「CYBERMAILΣ」において、メールの誤送信防止を中核としたセキュリティオプションを10月1日より提供すると発表した。

 「CYBERMAILΣ」は、サイバーソリューションズが国内のデータセンターを利用して提供しているSaaS型メールサービス。今回は、誤送信防止機能やメール暗号化機能をオプションとして追加できるようにした。

 このオプションでは、条件に一致したメールの送信を保留する「メール保留」や、あらかじめ設定された条件に沿ってあて先を強制的にBCCへ変換する「BCC強制変換」、条件に一致したメールの送信を拒否させる「送信拒否」、設定しておいた時間、送信を保留してユーザーが取り消せようにする「時間差配信」、条件に該当するメールは上長の許可がないと送信できないようにする「上長承認」といった機能により、誤送信を的確に防止できるとのこと。

 また、あて先、件名、メール本文や添付ファイルなどを対象に、キーワードをマッチングさせる「キーワードフィルター」、条件に一致したメールや添付ファイルを暗号化する「暗号化」機能も利用できる。

 セキュリティオプションの価格は、1ユーザーあたり月額200円。なお、9月25日までに申し込んだ場合、初期の集合トレーニングを無料にする特別キャンペーンも実施される。

 サイバーソリューションズでは、初年度に50社、3年間で累計200社への導入を見込んでいる。

石井 一志