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AOSテクノロジーズとバッファロー、Windows XPからの移行ソリューションを法人向けに提供

 AOSテクノロジーズ株式会社と株式会社バッファローは29日、法人ユーザーに向けた、Windows XPから後継OSへの乗り換え支援で協業すると発表した。両社ではこの協業により、OSのアップグレードやPC入れ替えによる環境移行ビジネスにおいて、両社の製品で構成した環境移行ソリューションを企画し、企業・官公庁・学校といった法人ユーザーへ積極的に提案するという。

 このソリューションでは、AOSテクノロジーズの環境移行ソフト「ファイナルパソコン引っ越しenterprise edition」を利用。管理者が各PCの引っ越しルールを設定することで、業務上必要なデータを漏らさず、かつ社員の業務を停滞させることなく、PCの引っ越しを完了できるという。

 また、データの置き場所としては、バッファローがビジネスNAS「テラステーション」「リンクステーション for SOHO」を提供。また、AOSテクノロジーズの環境移行ソフト「ファイナルパソコンデータ引越し9プラス」を添付したポータブルHDD「HD-PCHU3シリーズ」をバッファローが発売。PCが少数の場合には、これを利用すれば、より容易なデータ移行を実現するとのこと。

 両社では、こうしたソリューションをそれぞれが持つ販売チャネルを通じて法人ユーザーへ提案するほか、動作確認の実施・情報提供をはじめ、PC台数に合わせた導入しやすい構成例の紹介を行うなど、プロモーションを積極的に実施する考え。またセミナーなども共同で開催するとしている。

石井 一志