サイオス、ビッグデータ基盤「Treasure Data」向けダッシュボードサービス

　サイオステクノロジー株式会社（以下、サイオス）は29日、ビッグデータを可視化する新サービス「SIOS OSS Dashboard」の提供を開始した。

　同サービスは、同社が販売する、ビッグデータの活用を容易にするクラウドサービス「Treasure Data Platform」に蓄積されたデータをOSSを活用して短期間で可視化するもの。Linux、Apache、Ruby、Rails、PostegreSQL、ccchartなどでシステムを構成し、クラウド型のダッシュボードを提供する。

　Treasure Data Platformから必要なデータを取り出すための設定サポートや可視化のためのダッシュボード機能をクラウド上で提供することで、顧客側の作業を軽減し、3日から1週間程度での導入を可能にしている。

　また、ソースコードをダウンロードして顧客の保有するサーバーに導入することも可能で、既存データベースとの連携やダッシュボード機能のカスタマイズなど、要望にあったシステム構築に対応する。

　標準価格は、初期費用が25万円、月額費用が1万5000円から。Treasure Data Platformの価格は別途必要。