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ログ管理ソフト「快速サーチャーLogRevi」、PureSystems向けに仮想アプライアンス化

 株式会社アイ・ユー・ケイ(以下、IUK)は26日、グループ企業である株式会社インテックが開発した、ログの統合管理を実現するソフト「快速サーチャーLogRevi」を仮想アプライアンス化し、日本IBMの垂直統合型製品「PureSystems」向けに、「LogRevi for PureSystems」の名称で提供すると発表した。

 快速サーチャーLogReviは、企業内に存在するさまざまなログを取り込み、高速に検索・閲覧・レポーティングできるソフト。例えば、セキュリティ事故が発生したときの原因調査、ログ分析による業務改善などに利用でき、幅広いログ活用を実現するという。

 今回提供する仮想アプライアンス「LogRevi for PureSystems」は、快速サーチャーLogReviとOS、ミドルウェアなどをパッケージングし、必要な設定を行うなど、環境をあらかじめパッケージ化したもの。仮想化した環境で稼働するアプリケーションを、より容易に導入・設定できるのが特徴で、通常は5時間かかる構築作業を約20分に短縮できる点が特徴という。また、導入後の保守作業の軽減も見込めるとのこと。

 なお仮想アプライアンス化については、日本IBMの技術支援のもと、IUKが専用ツール「IBM Image Construction and Composition Tool(ICCT)」を用いて、OVF(Open Virtualization Format)形式に変換し、設定や構成、稼働確認を実施している。

石井 一志