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サイバーソリューションズ、クラウドビジネス向けの新パートナープログラムを開始

 サイバーソリューションズ株式会社は20日、クラウドサービスの拡販を推進するため、新パートナープログラム「Cloud Partner Program」を提供すると発表した。これにより、精力的にクラウドサービス事業の拡大を狙うパートナー企業を開拓し、サイバーソリューションズとパートナー双方の事業拡大を目指すとのこと。

 サイバーソリューションズによれば、クラウドサービスの引き合いが昨年対比250%と大幅に増大しており、ビジネスの拡大に対応できる販売施策が必要になっていたとのこと。このため今回はパートナープログラムを再編し、「Cloud Partner Program」として提供することにしたという。

 プログラムは、想定されるパートナーの業態によって3つに分かれる。1つ目の「Cloud Reseller」は、「CYBERMAILΣ」「MAILBASEΣ」「EMERGENCYΣ」といったパブリッククラウドサービスを取り次ぎ販売する企業に向けたもの。2つ目の「Cloud Partner」は、プライベートクラウドサービス「CYBER CLOUD Ω」やハイブリッドクラウド「CYBERMAIL Hybrid Ω」を含めた、各種クラウドサービスを販売したいパートナー向けのプログラムで、パートナー独自の付加価値を付けて販売することもできる。

 また3つ目の「OEM Partner」では、Cloud Partnerと同等の各サービスを、パートナーのブランド名でリブランドして販売可能。Cloud Partnerと同様に、独自の付加価値を付けて販売することもできるとした。

 なおCloud PartnerとOEM Partnerについては、サイバーソリューションズによる審査を受け、認定される必要がある。また年間を通じて貢献度の高いパートナーや最低販売コミットを達成したパートナーには、別途Award表彰やボーナス特典を用意し、積極的に取り組める環境も整えたとしている。

 サイバーソリューションズは、このプログラムに基づくパートナーとの協業により、年内に100社のクラウドサービスユーザーを獲得したい考えで、今後3年間では、1000社、50万アカウントの獲得を目指す。

石井 一志