マクニカネットワークス、米Blue Coatのクラウドセキュリティサービスを販売

　マクニカネットワークス株式会社は23日、米Blue Coat Systems（以下、Blue Coat）のクラウド型セキュリティサービス「Blue Coat Cloud Service」の取り扱いを開始したと発表した。

　Blue Coat Cloud Serviceは、Blue Coatが提供するProxy機能を利用し、セキュリティ対策を行うクラウドサービス。全世界で7500万人が利用しているWeb評価システム「Blue Coat WebPulse」により高精度なWebフィルタリングを提供するほか、複数のウイルス対策エンジンを利用して、ウイルス感染を防ぐという。

　また、グローバルに散在する攻撃者のC＆Cサーバーへのアクセスをブロックできるため、Wi-Fiホットスポットやモバイル回線経由でのインターネットアクセス時においても、情報漏えいのリスクを最小化できるとのこと。

　Blue Coat Cloud Serviceに接続するためのアクセスポイントはワールドワイドに設置されているので、海外拠点を含めたWebのセキュリティ対策や、海外出張時の社員のセキュリティ対策なども可能。iOSデバイスについてもオプションのライセンスで対応でき、iOS標準のIPsec VPN機能を使用してクラウドに自動接続させることも行えるとした。

　さらに管理者向けには、レポート機能やアクセスログの保存機能もクラウドサービスとして提供するので、ユーザー企業側がこれらの機能を別途用意する必要もない。

　なおマクニカネットワークスでは、Blue Coat製品に精通した専任エンジニアが導入支援、仕様確認、保守サポートを提供するとしている。