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レノボ、SMB向けUltrabook 2製品「ThinkPad X240s」「ThinkPad T440s」

 レノボ・ジャパン株式会社(レノボ)は、第4世代インテルCoreプロセッサを搭載したSOHOやSMB市場向けのUltrabook 2製品、「ThinkPad X240s」と「ThinkPad T440s」を発表した。「ThinkPad X240s」は7月17日に発売、価格はCore i3-4010Uプロセッサ(1.7GHz)搭載モデルで15万2250円から。

 「ThinkPad T440s」は8月下旬の発売を予定しており、価格や一部仕様については8月下旬の公開を予定している。

ThinkPad X240s

ThinkPad X240s

 「ThinkPad X240s」は12.5インチディスプレイとCPUに第4世代インテルCore i3/i5/i7を採用したモバイル向けUltrabook。OSはWindows 8 Pro(64bit)を搭載。OSはWindows 8(64bit)についても稼働確認している。CPUやディスプレイ、メモリ容量の違いなどで4モデルが設定されており、価格は15万2250円~21万6300円。

 サイズは約305.5×208.5×17.7mm(幅×奥行×厚)、重量約1.29kg。HDD容量は7200rpmの320GBが標準仕様だが、SSDやOPAL対応HDD/SSDも選択可能でHDD最大容量は1TB。バッテリーは取り外し不可だが、低消費電力設計により、内蔵6セルバッテリーで約10時間の駆動が可能となっている。ACアダプターも従来の65Wアダプターに比べて約27%軽量化し、本体+コードで303gと持ち運びやすくなった。

 ディスプレイはLEDバックライト付き12.5インチで、モデルによりHD TFT液晶またはHD IPS液晶を搭載する。いずれも光沢なしで、解像度は1366×768ドット、1677万色表示。

 インターフェイスはUSB 3.0×1、Powered USB 3.0×1、アナログ×1、Mini-DisplayPortオーディオ付き×1、RJ-45(ギガビット対応)×1、マイクロフォン・ヘッドフォンコンボジャック×1を備える。カードスロットはSD/SDHC/SDXC/MMCに対応する4in1メディアカードリーダーを装備。オプションでNFCにも対応する。内蔵カメラはHD720だが、カメラなしも選択できる。

 Bluetooth 4.0に対応。無線LAN機能は、Core i7を搭載する最上位モデル「20AJ0024JP」はインテルWireless-AC 7260を搭載し、IEEE 802.11ac/a/b/g/nに対応。その他の3モデルはインテルWireless-N 7260を搭載、IEEE 802.11 b/g/nに対応する。

 また、Windows 8の利用を考慮して、ジェスチャーを使える領域をThinkPad X230と比較して約2倍の面積とした5ボタンクリックパッドを採用。ジェスチャーパッドについては、使用しない(トラックポイント優先)設定もできる。

ThinkPad T440s

ThinkPad T440s

 「ThinkPad T440s」は、14インチディスプレイと第4世代インテルCoreプロセッサを搭載したUltrabookで、位置づけとしてはT430sの後継機ではなく、個人のビジネス用途やSOHO、SMB向けにより低価格なモデルとして設定されている。8月下旬の発売を予定しており、価格や詳細な仕様も8月下旬の発表を予定する。

 CPUには第4世代インテルCore プロセッサ Core i5を採用し、ディスプレイはLEDバックライト付き14.0インチでHD+/FHD TFTを搭載。オプションでタッチパネルも選択できる。

 筐体の厚さは約20.6mmで、バッテリーは内蔵3セル+6セルの構成で6セルバッテリーはシャットダウン不要でバッテリー交換ができる。重量とバッテリー連続駆動時間は8月下旬発表予定。

 X240sと同様に5ボタンクリックパッドを採用。ACアダプタはX240sと同じく45Wの軽量アダプターを採用するが、従来の65Wのタイプにも対応する。

 メモリは最大12GB(4GBオンボード+拡張スロットで2/4/8GBを拡張可能)、ストレージはHDD/SSD、OPAL対応HDD/SSDが用意され、最大1TB。ポートはUSB 3.0×2、Powered USB 2.0×1、RJ-45を装備。ディスプレイ出力はMini DisplayPortオーディオ付きを備える。HD 720カメラはオプションで選択可能。4in1メディアカードリーダー、スマートカードリーダー、ドッキングコネクタなども装備する。