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クラウド版サイボウズ Officeとウェイズジャパンのファイル管理サービス「BAZA CLOUD」が連携

連携イメージ

 株式会社ウェイズジャパンとサイボウズ株式会社は9日、ウェイズジャパンのクラウド型ファイル管理サービス「BAZA CLOUD」と、サイボウズのクラウド型グループウェア「サイボウズ Office on cybozu.com(以下、サイボウズ Office)」とのサービス連携を開始すると発表した。

 BAZA CLOUDは、クラウド上にアップロードしたファイルを、さまざまなデバイスから容易に利用できるようにするファイル管理サービス。ダウンロードして開かなくてもファイルの中身が把握できる機能や、共有するファイルに対し一時的に利用可能なURLを発行し、社内外で共有するBAZA Selector機能などを備えている。

 このBAZA SelectorはJaveScript APIとして提供されているが、サイボウズ OfficeはJavaScriptを読み込んでカスタマイズできる仕組みを提供しており、両社ではこの機能を利用して連携を実現した。

 具体的には、サイボウズ Office上の各機能に連携ボタンを設置し、「BAZACLOUD」内のファイルへの共有リンクを「サイボウズOffice」へ配置できるようにした。例えば、サイボウズ Officeで報告書を作成したり、メッセージを送信したりする際に、BAZACLOUD内にあるファイルを指定することが可能になっている。

 これにより、日々の業務で作成される膨大なファイルの中から、対象ファイルをBAZA CLOUD上ですばやく検索し、サイボウズ Officeへ転送するといった使い方が可能になるため、効率の大幅な改善が見込めるとのことだ。

石井 一志