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日本IBM、小規模ITインフラを持つ企業向けの遠隔監視サービス~24時間365日の有人監視を提供

 日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は27日、24時間365日の有人監視サービス「IBM Value PaQ -リモート・サーバー・モニタリング」(以下、IBM Value PaQ)を発表した。監視対象機器5台までの遠隔監視を1契約としており、価格は年額25万7000円(税別)。

 「IBM Value PaQ」は、専門の運用要員を持たない、小規模なITインフラを持つ企業を対象とした遠隔監視サービス。24時間365日体制で、有人での監視サービスを提供するため、単純にしきい値などをもとに監視する無人監視と異なり、運用状況に応じた柔軟かつ臨機応変な対応が可能という。また障害発生時には、電話とメールを併用して確実な連絡を行う点も特徴とした。

 監視サービスの対象はWindows ServerベースのITインフラで、日本IBMおよび他社製のサーバー、ネットワーク機器、ストレージが対象範囲となる。

 なお、このサービスは、申込書をパッケージにしたシュリンクラップ形式によって提供される。顧客は、ビジネスパートナーから申込書を入手しFAXで日本IBMに送付した後、監視ツールを自社のサーバーに導入するだけで運用監視を容易にはじめられ、監視対象となる機器に新たに個別のソフトを導入する必要がないため、顧客やビジネスパートナーの負荷を抑えて運用監視を行える点もメリットとした。

石井 一志