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チャンスラボ、F5ネットワースの「BIG-IP」を活用したSDN構築支援サービス

 チャンスラボ株式会社は3日、F5ネットワークスジャパン株式会社(以下、F5ネットワークス)のソリューション・パートナーの認定を受けたと発表した。これに伴い、同社のアプリケーションデリバリコントローラ(ADC)「BIG-IP」の機能を活用した、「SDN開発サポートサービス」を6月上旬より提供開始する。

 「SDN開発サポートサービス」は、SDN(Software Defined Networking)の特長である、ソフトによるネットワークコントロールやアプリケーション配信管理をより効率的に実装するための、包括的なネットワーク設計・構築支援サービスである。

 SDNの構築や必要なソフトの開発には、ネットワーク設計に加えてアプリケーション開発、オーケストレータ連携などに関する専門性が必要になることから、BIG-IPが持つ機能や、iRules、iControl、iAppsなどのプログラマブルツールを活用し、運用上の定型業務の自動化、OpenFlow連携、クラウドオーケストレータ連携などを支援するという。

 具体的には、SDN向けBIG-IP自動化ソフト、SDNオーケストレーションツールとBIG-IPを連携させるREST/SOAP API、OpenFlowコントローラとBIG-IPの連携ソリューション、VXLANやNVGREといったネットワーク仮想化技術とBIG-IPの連携ツールなどの開発サービスを提供。また、iRules、iControl、iAppsといったF5ネットワークスのプログラマブルツールのプログラムと運用サポートも提供する。

 さらに、BIG-IPをはじめとするF5ネットワークス製品をSDN上で自動化するためのコンサルティング(分析、要件定義など)や、ネットワークの設計・構築・管理・保守に関する支援サービス、F5ネットワークス製品のSDN上における導入、運用・保守に関するサポートの提供なども行うとのこと。

(石井 一志)