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シマンテック、モバイルアプリ開発企業向け新プログラム~参加ISVを募集

手間いらずでアプリをセキュア化できる機能を提供

 株式会社シマンテックは29日、企業のモバイル導入促進を支援する新しいプログラム「Symantec Sealed Program」を発表した。併せて、同プログラムに参加するモバイルアプリ開発会社(ISV)の募集を開始する。

 同プログラムは、企業のモバイルアプリ開発者が自社開発する際、「ラッピング」技術により、ソースコードを変更することなく、容易にシマンテックのセキュリティ技術を組み込む仕組みを提供するもの。同プログラムに参加することで、アプリ開発企業は手間をかけることなく、自社アプリを信頼のあるセキュアアプリとしてリリースできるという。

 「ラッピング」は企業向けモバイルアプリ管理(MAM)ソリューション「Symantec App Center」で実現。ソースコードを変更することなく、暗号化、認証、情報漏えい防止、アプリ配布の無効化といったセキュリティおよび管理機能をモバイルアプリに組み込む。これにより追加のコーディングが不要となるため、アプリの市場投入までの基幹を短縮。iOSやAndroidといったモバイル向けプラットフォームに安心して配備できる。

 また、セキュリティ機能がラッピングされた「Sealedアプリ」は、シマンテックのSealed Programカタログを通じて、世界中の顧客に販売できるため、結果的にアプリの認知度向上にも寄与するという。

(川島 弘之)