ムービット、メール暗号化機能を備えたソフトウェアアプライアンスのCloudStack対応版

　株式会社ムービットは28日、メール添付ファイルの暗号化機能などを備えているアプライアンス製品「Powered BLUE メールプラス」において、CloudStack対応版を6月3日より販売開始すると発表した。価格はオープン。

　「Powered BLUE メールプラス」は、メール添付ファイルを自動的に検出し、ZIP暗号化あるいはWebでのダウンロードにより、安全な受け渡しを支援するアプライアンス製品。メールで送信できない大容量ファイルの受け渡しに対応するためアップローダー機能も備えており、管理者の負担を増やすことなく、容易にファイルをやり取りできるという。また、Mail/Web/DNS/ftp/Syslogなどのインターネットサーバー機能も備えている。

　製品は、ハードウェアと一体で提供するアプライアンスサーバーや、ソフトウェアアプライアンスの形態で提供されているが、今回はCloudStackに対応したソフトウェアアプライアンス版が新たにラインアップされた。これにより、CloudStackを基盤としたデータセンターや自社クラウドなどで、インターネットサーバーやメールの添付ファイル処理サーバーを簡単に構築・運用できるとのこと。

　なおCloudStackは、Apache CloudStackと、商用版であるCitrix CloudPlatform powered by Apache CloudStackのいずれにも対応する。