ゾーホー、ファイル監視機能を追加した統合ログ管理ツール「EventLog Analyzer 8.5」

　ゾーホージャパン株式会社（以下、ゾーホー）は22日、イベントログやSyslogをはじめ、あらゆるログを一元管理する統合ログ管理ツール「ManageEngine EventLog Analyzer（以下、EventLog Analyzer）」の新版「リリース8.5」を発売した。新たにファイル監視機能を追加している。

　EventLog Analyzerは、ネットワーク内のWindowsホストから出力されるイベントログや、Linux/UNIXホストやルータ・スイッチなどのネットワーク機器から出力されるSyslog、さらにミドルウェア・ソフトウェアなどから出力される任意形式のログを収集・管理し、即座に解析してレポートを生成する統合ログ管理ツール。

　新版では、ファイル監視機能を追加。Windows環境において、特定のファイルやフォルダに対する操作や変更を監視し、変更を検出した場合にログを生成して、即座にレポートに反映する。エージェントをインストールしてログ収集を行うため、ログのプレフォーマット処理を同時に行うことができ、収集性能が向上しているという。

　これにより、ファイルやフォルダで発生した作成・アクセス・表示・削除・修正・リネームなどすべての変更の監査証跡を取得でき、いつ・どこで・どのように・ファイルやフォルダに操作したかを把握できる。

ファイル監視の詳細レポート画面

ファイル監視の変更履歴一覧画面

　EventLog Analyzerは「Professional Edition」「Premium Edition」「Distributed Edition」がラインアップされているが、ファイル監視機能が利用できるのは「Premium Edition」のみ。同エディション（10ホストパック）の年間ライセンスの価格は13万6000円（税別）/年、買い取りとなる通常ライセンスの価格が49万円（同）。