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日立電線、1ポートあたり最大30WまでのPoE給電に対応したGbEスイッチ2製品

 日立電線株式会社は15日、スイッチ製品群「ApresiaLightシリーズ」のラインアップに、PoE+給電機能を備えたGigabit Ethernet(GbE)スイッチ「ApresiaLightGM110GT-POE」「ApresiaLightGM124GT-POE」を追加すると発表した。5月13日より、すでに販売を開始している。

ApresiaLightGM110GT-POE
ApresiaLightGM124GT-POE

 今回の新製品は、最大30Wの給電が可能なPoE+に対応した、ボックス型のGbEスイッチ。このうちApresiaLightGM110GT-POEは1000BASE-T×8ポートと1000BASE-Tあるいは1000BASE-X(SFP)のコンポ×2ポートを、ApresiaLightGM124GT-POEは1000BASE-T×20ポートと1000BASE-Tあるいは1000BASE-X(SFP)のコンポ×4ポートを搭載している。

 PoEについては、15.4W給電の場合、ApresiaLightGM110GT-POEが8ポート、ApresiaLightGM124GT-POEが24ポートまで同時に利用可能。30W給電の場合は、それぞれ4ポート、12ポートまで同時に給電できる能力を持つ。

 また、ポートベース/タグ/プロトコルなどのVLANや、IEEE 802.1X/MACベース/Web/認証、パケットフィルタ、QoS、帯域制御、入力時フラッディング制御、ループ検知などの豊富な機能を搭載。リンクアグリゲーションやSTP/RSTP/MSTPなどの冗長機能も利用できる。

(石井 一志)